北アルプスの山里に暮らしています 流木が清流に洗われています その小さな小枝の表情に感動して 大切に大切に持ち帰りました
小枝がつくるシルエット 自然がつくる美しさ 磨き上げると色つやが 浮かび上がります それらは河原のゴミじゃない "自然からの贈りもの"です
ある冬の寒い朝 頭の真ん中で一瞬の閃きがありました だれもが見向きもしない小枝たち 自然がつくった素朴なカタチを アクセサリーとして蘇らせる 醜いアヒルの子が やがて白鳥に育つように……
1年以上乾燥し、磨き上げ、加工します その木肌に触れるたび 色艶は増し味わい深くなります 自然のカケラを肌身に飾る⋯⋯ 仕上げの工程でいつも感じる高揚感……
こんな小さな自然のカケラ なのに、身に着けるとステキ⋯⋯ だれでも、どんなファッションにもフィットして 個性を表現し、オシャレを感じさせる だって、小枝たちも私たちも みんなみんな"自然の子供たち"なのだから……